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いつか、きっと−　　いつまでも、ずっと−

総　　評	萌え	サウンド	システム	シナリオ	難易度	Voice
７５	Ｂ	Ａ	Ｂ	Ｂ	６	無

　大まかな概要　詳しく知りたきゃ、『ＯＮＥ２』をやりなさい！
　　　単身赴任の父親の元に引っ越した主人公
　誰も自分を知らぬ町で新しい学校、新しい友人にであう
　そんな中、人を好きになり、各ヒロインは自分の存在意義を見失い、
　そして、その人を大切と思った時、彼女を静かに儚く失っていく・・・
　　　　詳しくはＢＡＳＥ ＳＯＮのページで見て来い！

　ゲーム全般
　総プレイ時間(全クリまで)：約２０時間
　システムについて：イイんじゃん！ただ、未読スキップは止めて欲しい。せめて既読のみスキップにして欲しかった
　　　　　　　　　　　　またゲーム中の背景効果は超高度！メッチャ綺麗！
　サウンド：前作『ＯＮＥ』に引き続き、レヴェル高！激高！です。
　　　　　　その証拠にＧａｍｅ　Ｓｏｕｎｄに多くの曲がランクインしてます
　　　　　　お薦め曲：『雪のように白く』，『放課後は休日』，『悲壮曲』

　私的ランキング＆Ｅｌｓｅ　　評価は順位です

	総　合	シナリオ	萌え	ＢＧＭ	難易度	コメント
小菅　奈穂	３	２	３	５	６	激頑張る少女
望月　綾芽	２	３	２	４	７	やっぱ影のある子はナイス！
深月　遥	４	４	４	３	７	胸が強調されすぎ
香咲　乃逢	５	５	５	２	６	何かズレてる
芹沢　心音	１	１	１	１	６	はまった！
攻略順	綾芽　→　遙　→　乃逢　→　心音　→　奈穂
オススメ順	綾芽はラストがいいです

　　このゲームは一つやってしまった事が・・・それは、メインヒロインと思しきコを真っ先にクリアしちゃった！
　あ〜お楽しみは最後に取って置きたかったのに・・・特にコーゆー謎解き（って訳でも無いが）ゲームは
　メインは最後ってのが鉄則なのに・・・途中でなんとなぁ〜く気付いたんだけど、気になってやめられんかった
　　それと“２”と言っても、前作『ＯＮＥ』とは、ホボつながりがありませぇ〜〜〜ん！
　前作を知らなくても全然Ｏ．K．！　ただ二つの類似点は“永遠の世界に消えてしまうコト”
　しかし、前作では主人公に起きる事が、今作では各ヒロインに起こってしまうんだねぇ〜
　でも、ナンデほとんどが１年で現実世界に戻ってくるの？なんで同じ期間なの？
　個性がナイぞ！ってこんなコトで個性を出しても仕方ないけど・・・皆同じってのも・・・
　ただ、大した理由でなく（と言ったら悪いが）で消えちゃうなら、世界中で消える人がカナリいる事になるぞ！
　　このゲームで、ココロに残った事、考えさせられた事は
　『人は他人に必要とされなくなったら、自分の存在意義を見失ったら、
　　それは辛く、悲しく、耐え難いコトであり、そんな時、自分が必要とされていた、
　　　自分が輝いていた時が、永遠に続く事を望んでしまう』
　これはその通りではないかなぁ〜と感じた。イヤだよなぁ〜、自分が無意味な存在ってわかったら・・・
　　まぁ全体的には結構イイ作品であると思う。チョッピリ、ココロ打たれた作品です

　各キャラについて
小菅　奈穂
　　ちょー頑張る少女！生徒会であり、学業は申し分なく、バイト代で生計を立てている！その上、特待生！！
　スンバらしい！ん、生計を立てるって・・・そう、一人暮らしをしている為です。って、大学生でもないのに一人暮らしって・・・
　そもそも幼き頃両親に置いていかれ、施設で育ったのだが、なんでソコにお世話にならないの？
　学生の本分は、バイトで生計を立てる事ではなく勉学では・・・休む暇が無いんじゃないのかなぁ〜
　　まぁ、ソコまで頑張るのは“母親と再会する為”奈穂は『イイ子にしていれば、迎えに行くよ』と母親と約束したようだが、
　コレは全くの幻想！！はなっから、そんな約束は存在してなかった！
　いつからこの約束に奈穂がすがって生き始めたかは定かではないが、主人公＆奈穂の共通の友人：及川譲の話によると
　中学の頃にはもうあったらしい。
　　では、施設の人か誰かが『そんな約束はナイ』と教えていてもおかしくないだろうか？
　奈穂の尋常じゃない頑張りようを見て、誰も理由を尋ねない事などサスガに無いだろう。
　その時、コレコレの理由で・・・って言う展開が無かったのが不思議だ
　　まぁ、コレにケチをつけたらコノストーリーは存在しなくなってしまうから、もう止めておこう
　しかしまぁ、その約束だけが彼女の生き甲斐で、数年間再会だけを夢見て生きてきたのに、『それは空想で、ナイんだ！！』
　なんて言われた日にゃ、自分の存在意義が見えなくなるわな！昔、両親と暮していた楽しい時を永遠に望みたくなるわ！
　　奈穂にすれば、“母親に会える、母親から自分が必要とされる！”コレだけを望みに生きていたのに
　それが脆くも崩れ去ってしまうのだから・・・
　　でも結局は主人公に必要とされていることに気付き、現実世界へと戻ってくるけど

望月　綾芽
　　ぶっちゃけ、始めＢａｄ　Ｅｎｄに行きました・・・チョット捨て猫の扱いをミスっりました・・・
　　クラスにわざと馴染もうとしないクールな少女
　多分、コノコの話しは前作と微妙にリンクしていて、メインストーリーっぽい
　てゆーか、このストーリーをやって前作『ONE』の世界観がハッキリと（までは行かないが）わかった感じがする
　　で内容だが、綾芽の姉：幾美と主人公は以前会っていたんですねぇ〜
　しかし、主人公はそれを長い間忘れ去っていたんですねぇ〜。綾芽と関わる事でソレをおぼろげながら思い出すって感じで
　ちなみに、は不治の病に犯されて他界したと主人公は知ってます
　　その後、幾美の事がきっかけで綾芽と急接近していく中、主人公は、実は幾美は他界したのではなく、
　永遠の世界へと行ってしまった事を知る。だから、周囲の人は誰一人としてその存在を覚えてない
　そう、彼女の両親さえもだ！そして、主人公さえも・・・
　　だから綾芽は“他人と親しくなっても、その存在がなくなってしまえば、必要とされてない事に気づいてしまえば、
　その関係は、脆くも崩れ去ってゆき、永遠には続かない”そんな上辺だけのモノに必要性はないと知っているから
　他人と深く関わるのを避けていたのです！
　　でコノ姉：幾美は、自分の両親からも必要とされていない事に気付き永遠の世界へと行ってしまったのだが、
　妹：綾芽の事を見逃していたのではないだろうか？綾芽は幼き頃から姉を慕っていたのだが・・・
　だから、自分が必要としているのに相手に必要とされなかった妹：綾芽の方が幾美よりよっぽど不幸ではないだろうか？
　また当時、主人公も幾美に多少心を奪われており、ソレを気付いてもらえなかった
　彼女の支えになれなかった事は、多分に辛いことであった・・・
　 まぁラスト、綾芽は主人公に心を奪われ、幾美を忘れる日々が多々あり
　“消えてしまった人は、その人を覚えている人の記憶の中でしか生きていられない”事を知っている
　彼女は大切な姉をコノ世界からなくしたくない一新で、姉を追って永遠の世界へ行ってしまう
　でも結局綾芽は、現実世界に自分の必要性を見出せ帰ってきますが

芹沢　心音
　　これはラストが違った方が断然良かったと思うのですが、しかぁ〜〜〜〜〜しキャナリ好きなストーリーです
　“心暖まる”っちゅーか、何ちゅーかまぁ、とにかく良かったですよぉ〜〜〜〜〜〜！！
　　出会いは通学途中！奈穂ストーリーで、何故か私服で通学路に立ちすくむ少女。次の日も、その次の日も、
　またその次の日も・・・四日目、制服で通学路に！ナンデやねん？３日間、学校は？
　その後は、ふつーの学園恋愛物語（？）っぽく進んで行きますが、心音が渡してきた人形
　それは、ずぅ〜〜〜と昔、主人公がこの町にきた時に出会った一つ下の少女に、別れ際に渡したものと判明！
　じゃぁ、心音はその時の少女？真相がわかりかけた時、心音が消えてる！
　ぬはぁ！なでやねん！何があったねん？
　昔よく遊んだ公園へ行くと、、心音が！そして彼女いわく、幼き主人公が去った後、永遠の世界にいったそーだ
　そして、今は仮の姿として、現実世界に戻ってきているようだ
　まぁ結局、仮の姿じゃ、現実世界にはいられんってな感じで、当時のままの姿(幼い少女)でコッチに戻ってきてメデタシメデタシ
　なのだが、絶対に主人公の一つ下、つまり、実年齢の姿で帰ってきて、メデタシメデタシの方が良かったよぉ〜〜〜〜
　あぁ〜コレガなきゃ、完璧なハッピーエンドだったにぃ〜〜〜

深月　遥
　　音楽の教師＆副担任。なんかオトナの女性！って感じが・・・と思いきや、結構ギャグっぽいじゃん
　まぁ、あんま興味がこの人に持てなかったので、どーでもいいです
　ピアニストを目指していたらしいが、事情があり止めて教師になったそーだ
　そして今は、そんな遥先生を慕うクラスメイトの久遠さんに自分の夢：ピアニストになる：を託しているのだが
　この久遠がまた、いいキャラしてます！なかなかオモロイやつです
　てか、なんで久遠攻略できないの？ちょっとぉ〜何とか攻略できるようにしてくれ！
　　そんな夢を追う二人、久遠は進学でなく自分の夢を選び『コンクールで入賞してやる！』と決心
　そんなこんなで、コンクールへ出場するのだが、ガチガチの久遠・・・
　結果は、いうまでもなく落選。コンクール後、久遠が遥先生にブチ切れ
　『この嘘つきが！』と暴言を吐き、どこかへ消えてしまった・・・
　どーやら、遥先生は『自分もコンクールを受けて入賞した』と久遠に話していたらしいが、
　久遠は演奏直前に、偶然いた遥先生の昔の知人から本当の話：実は、コンクールには出場したが、演奏直前放棄した
　という話を聞かされたのだ！てか、教師が経歴を詐称しないで下さい
　先生は自分より数段上の後輩の演奏を聞き、戦意を喪失し、夢を諦めたそうです
　好きだったピアノを捨て、自分の夢も、自分が託した夢も叶わなかった遥先生は、自分の存在意義を無くし永遠の世界へ・・・
　って、だからぁ〜簡単に存在が消えすぎです
　そして、永遠の世界から、主人公が弾く遥先生作曲の無題の曲を聴き、
　『演奏と言うのは、聴いて欲しい人に喜んでもらうもの』と気付き、かえって来ました！ちゃんちゃん
　って話でした

香咲　乃逢
　　陸上部長距離のスポーツ少女。ん〜あとは・・・・あんまし印象がない・・・
　まぁ、足に爆弾を抱えてて全力を出せない、大会の緊迫した空気が好きなのに出られない、かわいそ−な少女
　そんな彼女の為に、同じ陸上のメンバーと学校で記録会をする事に
　　標準をソレにあわせ練習をし、当日、順調にスタートしたのだが、ゴール直前ついに足がいかれてしまう
　走れなくなった彼女は落胆の色を隠せない・・・自分は何の為に、走ってきたのか？という自問自答の末、
　存在意義を見失ってしまう
　で、あとはお決まりのパターン、他人の意識から存在が消えてゆく・・・
　主人公の中からも消えてゆくが、なんとかつなぎ止め、永遠の世界には行かずにハッピーエンドってトコ
　この、永遠の世界に行くのを引き止められるってのはイイよね

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