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  オマケ:Wind舞台訪問 In広島・尾道


想いは、遠く離れてても届くんだよ。
そして想いを無くさない限り、また会えるの。・・・
届けたい あなたに  伝えたい この想い
そう、風に乗せて


総  評
萌え
BGM
システム
シナリオ
難易度
Voice
97
あり
家族愛っていいなぁ〜度
 ★★★★★★★★★★★★・・・・・・・・・
純粋な想いを大切に度
 ★★★★★★★★★


大まかな概要
 詳しく知りたきゃ、『Wind −a breath of heart−』をやりなさい!またはminoriのページで見て来なさい!
  10数年ぶりに返ってきた、幼き頃に住んでいて、この街を離れる時、幼馴染と些細な約束をした街でもあった“風音市”。
 そしてこの街の住人は、小さな不思議な力を持っている。それは些細なものではあるが、それを当然のコトと感じていた
 そんな懐かしい街で、幼馴染の“鳴風みなも”と感動の再開を果たす
 そこから新しい日常が始まって行く
 いつも元気な妹:丘野ひなた、なじみの喫茶店のウェイトレス:藤宮姉妹、不思議なお店の店長さん月代彩(と言っても学生さん)
 たわいない日常を、そのメンバーとで楽しく過ごしてゆく主人公
  しかし、街の力は確実に弱っていた・・・それが意味することとは?
 刻一刻と弱体化する街を救うのは?そしてその代償は!風音市に隠された嘘と真の伝承とは!  って感じかな?
総プレイ時間(全クリまで)
 約20時間〜
システム他
 セーブ箇所−255箇所
 スキップ遅すぎです。本気で遅いです!
 オートプレイも可能ですが、セリフが激長いので、メチャクチャ時間がかかります

 その他:フルインストールすればCDなくてもプレイできます
 CG:イベントCGは、全体的に淡い感じで、非常に綺麗です
    CG集に登録されるCGは上下や左右にスクロールするのもあります
    が、表情とかが違うと、異なるCGとして登録されるので、実質的な枚数は少ないです
    あと不思議なのは、イベントCGと立ち絵のギャップが激しい!
    ってゆーかヒド過ぎです・・・特に“みなも”がひどい様な気がします・・・
    最初にプレイしたとき、非常にビックリしましたわ!!

 BGM・シーン回想・OPMovie再生あり
BGM
  最高です。大変気に入りました!涙を誘うBGMです!
 特に『再会』・『Dream』・『Wind』Piano.Versionは、ホンキでイイです。聞いてるだけで、涙を誘われてしまいます
 ただ残念なのは、曲数が少ないこと。
 Movie:コチラも淡い感じで非常に綺麗です。感じも大変良い!おまけに2つもあります!
      ただ、あと2つ目のMOVIEの曲が、浜崎あゆみの『TO BE』に聞こえるのは気のせいでしょうか?しかし、泣けます
ゲーム全般
  感動した!そして泣けた!
 さらに家族愛って最高!!
 巷では賛否両論ありますが、
 “家族(姉妹)愛”“自己犠牲”って話が非常に好きなんで、少なくとも私には大ヒットです!
 と言うわけで、この二つのキーワード好きには、間違いなく大ヒットです

  さて内容ですが、2部構成のようなんですが、1部が・・・・・・・・・
 日常を描いてるんですが、日常過ぎます・・・てか選択肢が少ないくせに、無駄に長いです・・・
 おまけに一つ一つのイベント間の日数が開きすぎ。
 更に、共通ルートが長すぎる!!ハッキリ言って1部は99%共通です。ありえんです。
 そーユー訳で、2人目の途中からは、遅いスキップでテキストを飛ばしまくりました
  ココだけなら、くそーゲー領域に入ってもおかしくなかったのですが、
 急転直下の2部は、泣き所満載でした!
 ひなた以外は泣いてしまいましたよ
 詳しくはキャラ別ネタバレレビューを読んで頂ければって感じですが、
 とにもかくにも、ダラダラと続く日常に対して、シリアス調へと急転する2部は、大変良かったです
 まぁ1部がヒド過ぎで、2部が良く見えたのかもしれませんが・・・
  ただし、Hへの持って行き方は、非常に不自然です!チョット急ぎすぎてる気がします

 さて、そんな2部ですが、泣き所だけでなく、名台詞も満載です
 BGMとマッチして、涙を誘います。ウルウルしてきます。
 ただし、セリフがウルトラ長い・・・
 オートで通すと10分前後あります。そーすると、BGMが何度も繰り返されちゃうんですよねぇ〜〜〜〜〜
 折角BGMもイイのに、1人のキャラで2〜3回も流れてしまうと、
 段々と後でクリアするキャラの時に、その曲の良さが薄れてしまいます。飽きてきます・・・
 これは非常に勿体なかったです。
 折角BGMがいいんだから、プレイヤーに飽きさせないように、セリフをもっと短くして
 その曲の範囲内で終わるようにした方が良かったと思います

  と言う訳で、各キャラのクライマックスのセリフシーンは必ずオートにして
セリフを全て聞きましょう!!
 そして感動して涙しなさい!!

 と言う訳で、メチャクチャ良かったです『Wind −a breath of heart−』!お勧めです!
 ちなみにアニメ版はシクった!!と思います
クリア&オススメ順
 藤宮 望 → 丘野 ひなた → 鳴風 みなも → 藤宮 わかば → 月代 彩 
  藤宮姉妹&彩は後に回した方がいいです。話のネタバレにつながるので。
  

 私的ランキング&Else  評価は順位です
総 合
シナリオ
キャラ全般
難易度
コメント
前評価
鳴風 みなも
想いは遠く離れてても届くんだよ!
丘野 ひなた
言動が意味不明・・・
藤宮 わかば
自己犠牲なメガネっこ
藤宮 望
ポニーちゃん♪♪♪
月代 彩
1000年以上生き続ける少女
  あと、紫光院霞ってゆーキャラもいましたが攻略対象外です。まぁメガネなんでどうでもいいですが






 ※ネタバレ必須
 各キャラについて
 鳴風 みなも
   別れ離れになった幼馴染。離れる時の“些細な約束”を信じ続けて、主人公を待ち続けた一途なヒロイン
  そして、10何年のブランクを埋めようと、髪形を変えたり、料理を勉強したり、自分からキスをしたりと
  主人公を今の自分に振り向かせるために必死なみなも。ここらへん非常に好印象です
   そんなみなもに訪れる突然の不幸、それは男で一つで自分を育ててくれた父親の死(と言うか、消失)
  絶望するみなも、どうするコトも出来ず、みなもから逃げてしまう主人公
  主人公を本当に今でも大好きだから、なくしたくないから信じているのに・・・
  そんな時のみなもの告白シーン、これは圧巻!!と言うより、カナリ好きなセリフですココ。
  トリアエズ必聴です。てか、絶対全部聴け!!
  『私はまこちゃんの何なの?・・・
  何なのよ!・・・』以下略
  うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜最高!!最高過ぎる!!
  メチャクチャ長いんですが、心打たれましたね!
  みなものその真剣さ、ひたむきさが伝わってきて、踏ん切りのつかない主人公に嫌悪してしまいました
   それと、みなもが主人公を助け、彩の過ちを正すシーン、これもとても良かったです
  コチラでも、みなもの一途な想いに心打たれてしまいました
  ウルウルです。


 丘野 ひなた
   言動が意味不明すぎる妹
  ひなたの好奇心の旺盛さと、主人公の“力”のせいで、不思議な病にかかってしまうのですが、
  ん〜〜〜5人の中じゃ一番印象がない・・・


 藤宮 望/わかば
   ストーリーはホボ一緒。最後の選択肢で、望か、わかばかに別れます
 心臓病の姉:望、それを治癒する力を持つ妹:わかば。
 そして、わかばに助けてもらってる代わりに、わかばのナイトになろうと剣術を磨く望。
 ところが二人は、本当の姉妹でないんです。
 しかし、そんなことは全く関係ないように、互いに互いを大切に想い、互いを守りたいと想う
 でも、本当に相手を思うからこそすれ違ってしまい、その優しさが相手を悩まし苦しめてしまう・・・そんな切ない姉妹愛のお話!
 美しいです姉妹愛。泣けてきます。イイですね家族って・・・
  本当の姉妹ではないのに、本当の家族以上に自分を大切に思ってくれる藤宮家の人たちの役に立ちたいと思うわかば
 そのために自分の命をも懸けて望を救おうとし月代彩にそれを依頼する
 一方それを知った望は断固として阻止しようとする
 それは、望にとって、そんなコトをしてもらって生きても、わかばがいなければ意味のないことだから。それを知っていながらも、依頼するわかば・・・
 そんな姉妹のやり取りなどには興味をくれず、自らの役目を遂行するため、わかばを狙う彩
 そして望と彩の一騎打ちが!!
 なのですが、このシーン。テキストだけでは、何がどう起こってるのか全然わかりません・・・
 やはり争い(?)シーンとかは、映像とかがないと掴みにくいです
 しかも、望はトレードマークのポニーテールを切られちゃいます!!ショォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ック!!
 ポニーちゃん似合ってたのに・・・
  その後の、二人が血がつながって無くても、本当の家族である事の再認識し、
 遠慮しあうことが相手を想うことではなかった事を認識するシーン、特に良かったです。

  さて、望ストーリーの方ですが、結局ラストで望は亡くなってしまいます
 まぁ彩が消えて、街の力が消えて、人々の力が無くなり、わかばが望の病の進行を食い止められなくなったからなのですが、
 それでも、望にはラストで元気になってもらいたかったです。
 折角“不思議な力”を題材にしいているのだから、その力で生かしてほ欲しかったです
 てゆーか、望は5つ中3つのストーリーで亡くなりますね。ヒドイ・・・
 好きなヒロインなので生かしてほしかったです。うりゅ〜〜〜〜〜〜・・・
 でも、大切な二人の子供を残してくれたから・・・ってメッチャベタなエンドでしたが、
 それまでの経緯が切なすぎて、EDで大泣きです。望の墓参りでの主人公とわかばのやり取りが非常に好きですね

  一方、わかばストーリーですが、やはりラストで望は亡くなります。
 わかばは、メガネっこなので&アノ丁寧な言葉遣いがどうも好きになれなかったので、キャラとしてはあまり好きではないのですが、メチャクチャ話が良かったです。
 てゆーか、1つのシナリオで3回も泣いたし・・・
 1にも2にも、姉妹愛って美しいです!!家族を大切にする姿ってイイですね
 ストーリーは分岐後もホボ望と同じです
 そして、わかばEDでは、ゲームの舞台の内幕が明かされます
 それも良かったのですが、主人公&わかばの披露宴での、みなもの祝辞がコレマタ最高でしたね
 みなも、わかば、ひなたが本当は姉妹であること、そして本当の姉妹であるみなもたち以上に、わかばを大切にした望について語るシーンです
 涙止まりません。ホントずるいです!
 こーゆーふーに、家族愛っていいんだよぉ〜〜〜〜なんて前面に押し出されてきたら
 私は感動して涙しちゃうしかないじゃないですか!!もう!!
 そーいやコノEDだと、みなもは髪形戻しちゃうんですね・・・
  あっそー言えば、この二人と夏祭りに行くと浴衣が見られません・・・
 普通、祭りと言えば、ヒロインの浴衣がつき物なのに・・・


 月代 彩
   コレで“ひかり”って読むそうです
 コノ街のすべての謎が解き明かされます。ナゼ人々は消えていくのか、ナゼ主人公&みなもの両親は消えたのかetc・・・
 この街の管理者である彼女は、1000年以上も街を救おうとし、街が滅びる時住人も滅びると言う伝説に囚われ苦しみながらも、
 自分の役目を果たすため人との交わりから逃げる少女・・・
 そんな中で起きた、みなもの両親との出会い
 ココから彩の1000年は新たな動きを見せ始める・・・って感じでしたが、彩ストーリー自体はハッキリ言ってそんな良かったわけでもなかったです
 ただ、人々の“純粋な想い”と言うモノの大切さを、ど〜やらこのゲームはプレイヤーに訴えようとしているようでした
  日々発展する世界。それは人々に便利をもたらし、豊かな生活を保障した
 一方で、人々は“純粋な想い”や“純粋な願い”を喪失していくことになっていった
 夢は夢で諦めてしまうこと。それが街を弱め、彩の存在意義を失わせていたこと・・・
 そんな中で語られた各ヒロインの持つ“力”の理由、ココは良かったです
 ここでも、やはり藤宮姉妹についてのことが、心を打ちました。家族愛ってホント素敵です
 ホント些細なことでも、純粋に想い続ける事でソレが具像化される。そんなチョッピリ変わった街の、真相をつづったシナリオでした



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